幼馴染(おさななじみ)数人が
わたしを誘い出し、
ランチと近所の梅の花の名所へ連れ出してくれました。
若かった弟や
離れててなかなか会えなかった母
そして、夫の家族が逝った時も
その悲しみは、なかなか去ってはくれず
こんなに悲しいのに
お腹が空く自分にもびっくりしたものです。
そして、子どもたちも幼かったから
わたしがいつまでも悲しい顔をしちゃいけないと
忙しくしていたあの頃は、
本当に子どもたちに助けられた。
今回も親友の旅立ちに哀しさは、
突然やってきてわたしを困らせます。
ひとりでいる時には
泣けるだけ泣いて
誰も見ていないのでいいのですが、
人といても
それは、突然やってきます。
早くこの哀しみがなくなればいいのにと思いますが
反対にこの哀しみが軽くなるごとに
親友との思い出が消えてしまうような気がして
それも戸惑いを覚える自分もいます。
そして、
人が生まれ、旅立った後も
自然はめぐり、
多くの人にとっての日常は相変わらず回っていて
わたしも生きていくんだな。
生かされているんだなと思うのです。
春は命で満ちている。
親友は、外が見えない病室で自然を感じたいと言っていた。
一度、検査を受けるのに
他の病院で受ける必要があり、
車での移動の際に見た太陽の光、海、山を見て
「涙が出るよ」と送られてきたメッツセージ。
わたしは、そんなあなたにたくさんの景色の写真を送ったけど
親友を外に連れ出してあげたかった。
せめて、外気に触れさせてあげたかった。
そんな感傷的な想いにあるわたしでしたが
友達の温かい心使いと優しさに
やっぱり「生きていかなきゃ」
「前を向かなきゃ」
と思わされ涙が出てくる。
天国にいる親友も
「いつまでも哀しんでいないで
いつもの君に戻って
毎日を楽しまなきゃ!」
「やりたいこと。
夢を果たさなきゃ」
そんな風にエールを送ってきてくれているように感じたこの日。
大切な大切な人。
こんなに哀しむくらいに大切だった友。
そんな出会いがあったこと
そんないい思い出ばかりだったこと
一生懸命生きたあなたを忘れない。
わたしは、あなたの分も生きるから。
天国では「よく頑張ってね!」
って言ってね!
会いたいよ。
寂しいよ。
でも、わたしは生きていくから。
まわりの友達にも
春という命が芽吹くこの季節にも
あなたの想いと共に
なぐさめられている気がするよ。
ありがとう。
今日という日を大事にしよう!
親友がいつも言っていた言葉。
今になって迫ってくる言葉。
ありがとう。
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